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              2004年7月23日  夏向きのアナログ入荷しています! その2 
              さて、この夏のアナログ入荷状況です。〜クンビアに続いて、まずは、ラテン&ブーガルー関係のレアー盤を、ご紹介しましょう。まあ、レアーなものもあれば、近年、とみに人気が出て、レアーになってしまったLPも含みますが、とりあえず、お探しの方が多いと思われる人気盤オリジナルをセレクトしたつもりです。 
                (...また、この他にも、店頭にパラパラとブーガルー/ラテン・ソウル/デスカルガもの、それなりに入荷していますので、お店覗いていただければ幸いです。あるいは、できるだけ早急に 
                "Recommended Vinyl" のコーナーにもアップしたいと思いますので、遠方のお客さま、すみません、もう少々お待ち下さい。) 
               
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                う〜んレアーですねえ...。15〜20年ほど前は、それでもタマには見かけたものですが(オマエはいくつだ?)、今じゃネット・オークションでも、なかなか見かけませんよね。英国あたりのラテンDJがスゴイ値段でプエルトリコの人からとか買ってたりしますよね、この辺は...。ことに<1>、NYラテン関係〜レアー盤の代名詞になってます。でも、最近、海賊盤が出てたよなあ...。ま、でもオリジナルはオリジナルですから、盤質もほぼミント、やっぱり音がイイわけです(海賊盤と較べても仕方ないですけど)。ビバ・リベーラ! 
                続く<2>は、ボンバから国内盤CDも出ていますから、内容はご存じの方も多いハズです。キューバのフリオ・グティエーレスが渡米後一発目に録ったラテン・ジャズの人気盤ですよね、ことに冒頭のジャジーなデスカルガ・ナンバー、スピード感といい、アレンジの精密さ、アドリブの大胆さといい、そうそう有り得ないトラックですよね。で、当然、アナログですから音もイイ!違う曲に聞こえたりして...。<3>もキューバ出身ティンバレス奏者によるNY録音〜チワワことマイク・マルチネスのリーダー作で、プピ・レガレッタ、チビリコ・ダビーラ等が参加、フォンセカ盤オリジナル!デスカルガです。 
                
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              さて、<4>はアルセニオ・ロドリゲスの60年代後半の異色作です〜”クインデンボ・ジャズ” 
                なんて曲があったりR&B色が微かに漂ったり、面白いアルバムですね。いいジャケしてます。<5>のピーナッツ・ベンダースもレアーですね〜若き日のチャーリー・パルミエリがオルガン弾きまくるプレ・ブーガルー/ラテン・ジャズ・ナンバーの”サパタ・ナニェーゴ”が白眉!ジャズ&ラテン・アルバム=1958年の作です。<6>ピート・ボネット〜は、知る人ぞ知る60'sラテン&ブーガルーの人気盤〜”プエルトリカン・ソウル”ほか、タイトなトラックが揃ってます。これも、最近、全然、見かけなくなったLPですね。<7>ジョー・トーレス(ティンバレス奏者)は、そんなに珍しいという感じはしないものの、近年人気急上昇〜やはり、全然、見つからなくなったLPのひとつ、”サニー”ほか、リック・デ・シルヴァのクールなヴォーカルが効いているミッド60'sメイドのラテンSOULアルバムです。 
                <8>ピート・テラスは、ド真ん中のブーガルー・アルバム〜ジョー・クーバのヒット・ナンバー”エル・ピート”や”バン・バン”、エクトール・リベーラの”アット・ザ・パーティー”のカヴァー曲に加えて、M.シェラーとテラスの共作ナンバーが並びます。<9>アル・エスコバールは、”タイトゥン・アップ”のカヴァーや、T.ジョビンの”ウェイヴ”をラテン・マナーで演じたり〜以前、国内リイシュー盤もあった人気作です。<10>ドゥ・アップ・マナーのラテン・ソウル=A面と、ヘヴィー&ラフなプエルトリカン・プレ・サルサ=B面の対比が面白い若き日のトニー・ロハス参加グループ=TNTバンド。<11>ニュー・スウィング・セクステットも最近人気ありますね。”マイ・フェヴァリット・シング”のカヴァー収録。 
                 
                ...という感じで、とりあえずラテン/ブーガルー関係のご紹介は終わり。次はカリプソ/カリブ関係を紹介しましょう(で、カリプソ〜ソカ関係のLPも、ここに掲載したもの以外に、ほとんどミント状態のクック・レーベル盤などを中心に、いろいろ入荷していますんで、よろしく、です)。 
                
               <12> 
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              なんと言っても<12>、珍しいですねえ...。1972年、ソカ・ムーブメント直前のロード・メロディー、エレキ・ジャンプ・アップ系アルバムです。オールド・カリプソニアンならではの歌い口と、ビートの効いたジャンプ・アップ系のバックがイイ味醸しています。<13>はデューク・オヴ・アイロンの50年代あたりのシングル&SP録音集。これも、なかなか見かけないLPですね。<14>”カリプソス・フロム・ジャマイカ”は、タイトル通りのジャマイカン・カリプソ集〜ロード・フレアー、ロード・レビー、ウィグラーズほか、50年代後半のメントやカリプソが詰まったコレクションです。<15>はクック・レーベルのオムニバスで、ダンス・ビート・カリプソ/インスト集〜ジョニー・ゴメス、クラレンス・クルヴァン、トム・チャールズほかのコンボ/オーケストラによるトリニダード・メイドのダンス・コレクションです。 
                <16>は、マカヤ・レーベルに残されたハイチの打楽器奏者チロロ〜最晩年(?)のアルバム、これも珍しいLPです。ドラム・ソロが収められました。<17>もチロロ参加で、チ・マルセルも参加してます〜イッサ・エル・サイエ監修のヴードゥー・アルバムです。<18>はグァドループの人気カダンス・グループ=エクザイル・ワンの70年代作品ですね。フレンチ・カリビアン・グルーヴ〜”マッサ”収録アルバムです。 
                
               <19> 
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                 <21> 
                 
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              そして、アフリカ関係ですが(〜そうこうしているうちに、ここに掲載したLP、幾つか売れてしまったんですが、せっかくジャケット写真が綺麗ですから、そのまま載せておきます。すみません)、まず<19> 
                <20> <21> は、順にギニアのシリフォン・レーベル <SLP 1> <SLP 
                2> <SLP 10-13 BOX> ということで、レアーですね。<19> と <20> 
                はCD化されていますんで、まあ、その筋のファンの方ならご存知のことと思われますが、60年代ギニア音楽の充実ぶり、きっちり教えてくれる作品ですね。なんとこちらも、ほぼミントの状態で入荷しました。 
                <21> は、ベンベヤ・ジャズ、ソリ・クヤーテ・カンディア、SONS ET RHYTMESDE GUINEE、アーメッド・セクー・トゥーレという、こちらも60年代終わりから70年代にかけての作品4点が収められたボックス・セット!美麗です。 
                <22> <23> マリですね。ケレティギ・ジャバテがサックスで参加しているオルケストル・ナシオナル"A"ドゥ・ラ・レパブリック・デュ・マリの60年代録音!そして、若き日のサリフ・ケイタが参加している〜オルケストル・レイル・バンド・ドゥ・バマコです。ともにマリ・ポップの黎明期を飾る名盤ですね 
                (その他、ベーレンライター/ムジカフォン関係のLP、幾つか入荷しています!)。 <24> は、あまり名の知られたバンドとは言い難いのですが、77年〜ンバラ黎明期、オルケストル・ゴロムなるグループのLPです。正直なところ、これより後年のンバラ系バンドよりも、よほどウォロフ色が濃いというか、パーカッシヴです。得難い一作ですね。そしてラストは、E.T.メンサー&Dr.オライヤのガーナ 
                vs ナイジェリアン・ハイライフ対決70年代後半のアルバムです。 
              というわけで、ざっとこの夏のアナログ入荷オススメ・アイテム紹介させていただきました。とりあえず、こんな感じです。よろしく、どうぞ...。 
               
                *商品に関するお問い合わせ等は"こちら"まで、どうぞ。 
                
                  
                    
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